正直に言う。ダイヤモンドリーグ、僕は本気で戦ってない。
こう書くと「なんだ、手抜きか」と思われるかもしれない。でも待ってほしい。この「本気で戦わない」というスタンスこそが、1,300日という数字を生き延びさせてくれた最大の武器の一つだったりする。
リーグ戦の沼、一度は落ちたことがある
正直に告白すると、僕にも「順位に本気になってた時期」がある。
土日の夜、順位が危なくなってくると、寝る前にスマホを握りしめて意味もなくレッスンを回す。1位を目指して、他のユーザーの経験値の伸びをチラチラ確認する。「あの人、また抜かしてきた」とか、見知らぬ誰かに対して謎の対抗心を燃やしてた時期があった。
冷静に考えるとおかしい。誰と戦ってるんだ、僕は。相手の顔も名前も知らないのに。
そして、その週末が終わる頃には、だいたい疲れ切ってた。言語の勉強が楽しいからやってるはずなのに、いつの間にか「見知らぬ誰かに勝つため」の作業になってた。これ、本末転倒じゃないか、と気づいたのがきっかけだった。
リーグ戦の設計は、そもそも「消耗させる」ようにできている
Duolingoのリーグ戦って、よくできたゲームデザインだと思う。順位が可視化されて、昇格ラインと降格ラインがはっきり示されて、締め切り(週末)まである。これ、人間の競争本能と焦燥感を、見事にレッスン継続の燃料に変換する仕組みだ。
だから、多くの人が「昇格しなきゃ」「降格したくない」というプレッシャーで、必要以上にレッスンを回す。それ自体は悪いことじゃない。実際、僕もその仕組みのおかげで最初の何百日かは継続できた側面がある。
でも、この仕組みに乗っかりすぎると、いつか消耗する。特に、仕事や生活が忙しい時期に「今週も昇格ラインを守らなきゃ」というプレッシャーが重なると、Duolingo自体が「やらなきゃいけないタスク」に変わってしまう。それ、一番避けたい状態のはずなのに。
僕がやってる「順位、気にしない」戦法
今の僕のスタンスはシンプルだ。
リーグの報酬(ジェムとか)はもらえたら嬉しい。でも、順位のために消耗するのはやめる。
具体的にはこんな感じ。
- 普段通りのレッスン量(1〜数レッスン)だけこなす
- その結果、ダイヤモンドリーグで昇格しようが降格しようが、気にしない
- 降格しても「まあ、いいか」で流す。翌週にはまた勝手に順位が動いてる
- 昇格のために追加でレッスンを回す、みたいなことは基本しない
これだけ。驚くほど楽になる。
順位を追いかけるのをやめた瞬間、Duolingoは「競争の場」から「自分の記録との対話」に戻ってくる。誰かに勝つためじゃなく、昨日の自分がやったことの続きをやる。それだけで十分だと思ってる。
それでも報酬は受け取っておく、というちゃっかりさ
とはいえ、僕も人間だから、ジェムとか経験値ボーナスとか、もらえるものはちゃっかりもらっておきたい。
だから完全に無視してるわけじゃなくて、「普段の延長線上でついでにもらえるなら、もらう」くらいのスタンス。頑張って上位を目指しには行かないけど、目の前に落ちてる報酬は拾う。この「ちゃっかりさ」がちょうどいいバランスだと思ってる。
真面目に上位を目指す人を否定するつもりは全くない。競争がモチベーションになるタイプの人には、リーグ戦は最高の継続装置だと思う。ただ、僕みたいに「競争で消耗するタイプ」の人には、この「降りる」という選択肢があることを知っておいてほしい。
リーグで消耗しなくなってから、変わったこと
順位を気にするのをやめてから、週末にスマホを握りしめる夜がなくなった。土日でも普段通りのペースでレッスンをこなして、それ以上でもそれ以下でもない。
そして皮肉なことに、プレッシャーがなくなった分、レッスン自体を素直に楽しめるようになった。「昇格のため」じゃなく、「なんとなく気になったから」フランス語のレッスンを追加で1個やる、みたいなことも増えた。順位のためじゃなく、興味のために動く。この違いは、想像以上に大きい。
1,300日、リーグ戦の順位という物差しに振り回されず、それでも報酬だけはちゃっかり美味しくいただきながら、ここまで来た。これもまた、ズボラな継続術のひとつの形だと思ってる。


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